不動産管理システムの選び方
不動産管理ソフトにはリスクがあることも念頭に置いて選ぶべきです。管理ソフトは当然不動産会社にとって大きなメリットがありますが、ソフトを活かしきれなければ、逆にデメリットを引き起こすことにもつながります。
そうならないためにも、ここでは、不動産管理システムの選び方を紹介しています。
不動産管理システムの開発にはリスクがある…?
不動産管理ソフトにかかわらず、どんな種類のものであっても、自社でシステム開発を行うということにはさまざまなリスクが伴います。
たとえば、システムが意図通りに動いてくれない、開発した機能だけでは結局業務がまかなえない、想定していた以上に開発期間がかかってしまう、あるいは費用がかさんでしまう…など。システムの重大性や規模、またメンテナンス効率などを考慮すると、自社開発ではいろいろな面で厳しく、費用にかんしても結果割高になってしまった…というケースも少なくないようです。
また、情報漏えいにかんするリスクなども挙げられますね。
これらのような点を考えると、自社開発はおすすめできません。
実績と信頼のある不動産管理システムを導入しましょう!
不動産管理ソフトの選び方をチェック!
不動産管理ソフトの選び方として重要なのは、システムに強い会社を選ぶことです。具体的には、以下の点をチェックすることをおすすめします!
- 自社サーバーを持っていること…不動産管理ソフトを選ぶならば、ぜひオンプレサーバーを持っている会社の製品を選んでください。24時間有人でサーバーを管理している会社であれば、非常時などにバックアップを取れておらずデータが消えてしまった…という心配もありません。
- 不動産管理の専門性が高いSEがいること…不動産業界にかんする専門知識を持っているSEがいる会社を選ぶのも重要です。システム開発ができたとしても、業界用語が通じずラチがあかない…というのでは意味がありません。業界知識のあるSEがいれば、かゆいところにも手が届くサービスが受けられるはずです!
- 自社に合わせてカスタマイズができること…導入において重要なのが「カスタマイズ」です。ただし、現状の業務フローと同一にカスタマイズするのではなく、現状になじむような形で、より効率の良いシステムへのカスタマイズが理想。見た目の操作性や機能よりも、社内全体で共有してソフトをうまく活かせるかが重要です。そういったオリジナルのカスタマイズに相談にのってくれる管理ソフトを探してみましょう。
最後に、不動産管理システムによって使える機能はさまざまなので、自分の会社がどんな機能を必要としているのか事前に検討しておくことも重要です。
毎日の業務がより効率的に行えるようになるにはどんな機能が要るのか、ソフトを選ぶ前にしっかり把握しておきましょう!